CAE解析の簡易見積方法

構造解析の場合の簡易的な見積計算方法です。実際の見積額とは異なる場合がありますが,発注可否,相見積の参考としてください。Zoomの活用,電子媒体での納品,徹底した固定費削減などにより,相場の1/2以下となっています。

消費税を含んだ総額表示に切替えました。

基本料金 A

1件当たり 33,000円(税込み)

部品の複雑さ Bi,η

A4図面 Bi=22,000円(税込み)
A3図面 Bi=33,000円(税込み)
A2図面 Bi=55,000円(税込み)
A1図面 Bi=110,000円(税込み)

3次元CADモデルを支給いただける場合は30%値引きします。

3次元CADモデルあり ηi=0.7
3次元CADモデルなし ηi=1.0

部品点数 n

部品点数が複数のアセンブリモデルでは,各部品の価格の総和が解析価格となります。ボルト本数は含みません。

ボルトの扱い Ci

ボルトを省略して部品の接触面を固着とする。
 Ci=0円

簡易ボルトモデルを採用する。ボルト本体の応力は出ませんが,ボルトを締付けたときに発生するボルト軸力が被締結部品を圧縮する現象を再現します。摩擦係数を考慮した接触(ζ=1.5)が必須となります。
 Ci=5,500円(税込み)(ボルト1本あたり)

詳細なボルトモデルを採用する。ボルトのねじ山はモデリングしませんが,ボルト軸部(ねじ山がないところ)の応力分布を出力します。
 Ci=都度お見積り

ボルト本数 m

部品点数が複数のアセンブリモデルでは,各ボルトの価格の総和が解析価格に追加されます。

部品間の接触 ζ

固着 ζ=1

摩擦係数を考慮した接触 ζ=1.5

解析条件数の考慮 ξ

荷重違い,固定条件,部品形状の違いの組合せの総数をdとすれば,2条件目以降は0.5倍の価格となります。

解析条件数の考慮

ただし,部品形状の変更が3次元CADのパラメータを変えるだけで済む場合に限ります。例えば板厚変更等です。部品形状がガラッと変われば,上記 Bi を加算します。

御社への訪問 e

打合せなどをZoomでできる場合 e=0円

要件にかかわらず御社への訪問が発生する場合 e=訪問回数×(55,000円+旅費) (税込み)

考察 α

技術士による一言コメント,改善提案などが含まれることがあります。
 α=0円

疲労破壊の有無の予測,対策案の立案
 α=都度お見積り

見積額の概算値

見積額の概算値

予算を上回った場合

御社の予算を上回ったときはご相談ください。予算に収まるような解析方法を提案いたします。

見積例 その1

下図のような部品の応力を求める場合

軽く10万円を下回りました。

見積例1

見積例 その2

下図のような部品をボルトで固定し,ボルト近傍の応力と接触面圧を求める場合

10万円程度となりました。接触問題なので相場の1/2をはるかに下回っています。

見積例2